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桜の名前の由来

桜の名前の由来は古代神話以前にまで溯ります。八百万の神の中に、山や田の神「サ」神が存在しました。「クラ」とは神が鎮まる座を意味し、サ神がその根元に鎮座したとされる木を「サクラ」と呼ぶようになったということです。

花と言えば桜

905年に奏上された「古今和歌集」には、既に花と言えば桜になっています。7世紀後半から8世紀後半にかけて編まれた万葉集では、萩の花(草?)が一番多く、梅、橘と続き、桜の登場回数は藤より少ない40回ちょっととなっています。しかし、そのほとんどすべてが花に言及していて、この割合は梅などよりずっと高い。万葉集の頃から花として意識されていたが、万葉集から古今和歌集の間に桜の花としての地位が確立されたものと思われます。

最初の花見は?

一番古い記述で確認出来るのは812年に、嵯峨天皇が最初の観桜会を開いたと「日本後紀」にあります。

長屋の花見(ながやのはなみ)

落語の演目。家賃を払えない貧乏長屋の人たちを大家さんが誘って花見に行く。貧乏なので偽物の酒・肴しか用意出来ない。行ってはみたが、周りの金持ちの花見を見るとあまりにも落差が激しい。そこで二人の男が喧嘩のふりをして暴れ花見客が逃げたすきに酒と馳走をせしめることになる。というような話。数種類のパターンがある。貧乏で家賃が払えない人たちを大家が花見に誘う辺りも、興味深い。

桜(ソメイヨシノ)の起源

学術的にはかなり以前に日本が起源の花であると決着がついているが、韓国が韓国起源を主張しているので書いておく。ソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラの雑種で、DNA解析により「済州島(韓国)産(これは真の自生品のようである)は日本産(そして移植されたワシントン産も)の雑種起源のソメイヨシノとははっきりと区別される固有種である」という結論に至っている (Scientia Horticulturae, 114(2): 121-128, 2007)。エドヒガン(東京で発生したエドヒガンの一種コマツオトメ)とオオシマザクラ(伊豆半島の固有種)の交配による品種改良は、驚くことに江戸時代中期くらいに人工交配により作られたと言われています。

花見名所ランキング

第1位

■吉野山(奈良県)

吉野山の桜は下、中、上、奥千本と下から順に咲き始め、満開時には一目千本といわれるほど美しいシロヤマ桜が全山で約3万本咲き誇る。

第2位

■淀川河川公園背割堤地区(京都府八幡市)

淀川の淀川の背割堤に、1.4qもの桜並木が続く。道路が混雑するので車では行かない方が良い。

第3位

■醍醐寺(京都市伏見区)

御室桜(おむろざくら)と呼ばれる遅咲きで有名な桜。和歌などにも多く歌われ、吉野の桜に勝るとも劣らないと称されている。

第4位

■大阪城公園

ソメイヨシノを中心に約300本の桜の名所として、大阪城公園内の約1270本の梅の花が咲き競う梅林とともに人々の人気を集めている。

第5位

■仁和寺(京都市右京区)

京都市内一遅咲きの御室桜は樹高約2mと低いため、目の前で桜を楽しむことができる。また、五重塔をバックにしたオムロザクラは、壮観。

第6位

■万博記念公園(大阪府)

園内には9種約5500本の桜が東大路の桜並木を中心に咲き競う。桜まつり期間中は夜間ライトアップもあり、桜の美しさをたっぷり満喫できる。

第7位

■和らぎの道(亀岡市)

七谷川周辺は約1kmにわたって桜並木が続き、丹波地方随一の桜の名所として有名。隣接したさくら公園も桜で埋め尽くされている。

第98位

■姫路城(兵庫県姫路市)

「日本さくらの名所100選」のひとつ。ソメイヨシノ約1000本が内堀内23万平方メートルに植えられ、4月になると城内を桜色一色に染め上げる。古木が多く歴史を感じさせる。

第9位

■嵐山(京都市右京区)

渡月橋越しに見渡すその姿は、山全体を薄紅色に染める。開花時期に合わせて嵐山中之島公園でのライトアップも実施され、夜桜が楽しる。

第10位

■海津大崎(滋賀県高島市)

「日本さくら名所100選」に選ばれている。樹齢70年を超える約800本の華麗なソメイヨシノが、びわ湖岸延々4kmにわたって桜のトンネルを作りだす。


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