太地町

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太地町

太地町は日本における捕鯨発祥の地だと言われています。日本人が何千年も前から鯨類を利用していたのは多くの考古学的事実からわかっていますが、組織的な産業活動として成功させたのは、史実によって確認できる限り、太地の和田頼元(わだよりもと)が最初だと考えられています。
武士の出であった頼元は、兵法の観点から捕鯨に取り組みました。船乗りを組織し、山見と呼ばれる探鯨台を設置し、旗や狼煙(のろし)による通信網を整備するなどの戦いの技術を駆使して、鯨を捕獲したのです。
現在はIWCによる商業捕鯨が禁止され僅かに近海捕鯨が水産庁の規制の下で行なわれていますが、かつては町民の大多数が捕鯨や捕鯨関係の仕事に従事し、活況を呈していました。しかし、捕鯨禁止後は水産業の衰退が著しく、町は鯨を中心とした観光に力を入れ、くじらの博物館をはじめ、古式捕鯨時代の施設を整備し、新しい町造りをはじめました。

見どころ

■くじら博物館

世界最大級のスケールを誇り、クジラの生態や捕鯨に関する資料など1000点に及ぶ貴重なものが展示されています。入江を利用した自然のプールにはイルカがいて、ふれあい体験やクリアカヤックによる観察もできます。

■くじら浜海水浴場

小さな湾になっていて、波が殆どありません。 夏休みは11時と13時の二回、くじらを解放してくれて、近くまでくじらが来ます。

■和田の岩戸(セキモン)

風化作用でできた洞窟です。
その昔、諸国を漂泊していた朝比奈三郎義秀が太地浦に来て、ここを生涯の地と定め、この岩門の内側に居を構えて世を偲んだといわれています

■落合博満野球記念館

プロ野球選手落合博満のプロ野球個人記念館。日本初のプロ野球個人記念館。もともとは落合個人の別荘であり、落合一家が滞在する時期もある。落合博満の背番号「6」にちなんで六角形に設計されている。


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