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鳴門市

鳴門海峡の渦潮(鳴門の渦潮)が有名な市。大鳴門橋を跨ぐと関西の淡路島となるため、四国と関西を結ぶ交通の要衝である。鳴門公園やドイツ館など多数の観光地を抱える徳島県下有数の観光都市でもある。鳴門金時(なるときんとき)(金時)や鳴門わかめなどでも有名でもある。かつては雨が少ないので、塩業が盛んであった。

うずしお

世界最大のうずしお

大潮の際には渦の直径は最大で30mに達するといわれ、渦の大きさは世界でも最大規模といわれる。世界遺産登録を目指した取り組みが進められている。

板東俘虜収容所

第一次世界大戦期の俘虜収容所。ドイツの租借地であった青島で、日本軍の捕虜となったドイツ兵4715名のうち、約1000名を1917年から1920年まで収容した。

今日に至るまで日本で最も有名な俘虜収容所であり、捕虜に対する公正で人道的かつ寛大で友好的な処置を行ったとして知られている。

板東俘虜収容所を通じてなされたドイツ人捕虜と日本人との交流が、文化的、学問的、さらには食文化に至るまであらゆる分野で両国の発展を促したとも評価されている。
板東俘虜収容所の生み出した“神話”は、その後20年余りの日独関係の友好化に寄与した。

板東俘虜収容所は、多数の運動施設、酪農場を含む農園、ウイスキー蒸留生成工場も有し、農園では野菜を栽培。また捕虜の多くが志願兵となった元民間人で、彼らの職業は家具職人や時計職人、楽器職人、写真家、印刷工、製本工、鍛冶屋、床屋、靴職人、仕立屋、肉屋、パン屋など様々であった。
彼らは自らの技術を生かし製作した“作品”を近隣住民に販売するなど経済活動も行い、ヨーロッパの優れた手工業や芸術活動を披露した。

また、建築の知識を生かして捕虜らが建てた小さな橋(ドイツ橋)は、今でも現地に保存されている。文化活動も盛んで、同収容所内のオーケストラは高い評価を受けた。
今日でも日本で大晦日に決まって演奏される、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第9番が日本で初めて全曲演奏されたのも、板東収容所である。

見どころ


鳴門公園

鳴門海峡や大鳴門橋に隣接しており、眺望が素晴らしいことで知られる。園内は展望台が3台あり、うち1台の千畳敷展望台からは、大鳴門橋や鳴門海峡全体を見渡すことができる。


撫養城(むやじょう)

古くは小笠原氏の居城と伝えられる。城跡のある妙見山は妙見山公園として整備されており、頂上近くには三層の模擬天守が建てられている。妙見山公園になっている。


鳴門市ドイツ館

第一次世界大戦中にドイツ人捕虜との交流が活発に行われた為、ドイツの文化が多く伝えられている。それらのエピソードなどを紹介する施設である。


霊山寺(りょうぜんじ)

四国八十八箇所霊場の第一番札所。巡礼装束である白衣や金剛杖、菅笠、納経帳、掛け軸などさまざまな巡礼用品を揃えられる売店が本堂横と駐車場にあり、遍路初心者には遍路作法なども伝授している。


大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)

通称として「大麻さん」とも呼ばれ、阿波国・淡路国両国の総鎮守として、現在は徳島県の総鎮守として信仰を集める。



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