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五代松鍾乳洞(ごよまつしょうにゅうどう)

関西最大級の鍾乳洞!

修験道の祖・役行者が開いた大峯山の登山口にあたる洞川は、修験者が訪れる神秘の里。この地は清らかな水が湧き出す鍾乳洞が多数あり、1933年に地元の赤井五代松氏によって発見、公開されている五代松鍾乳洞は、秘境の探検気分を味わえる。

所在地

奈良県天川村洞川

ごろごろ水

地中を流れる水が鍾乳洞付近の洞穴にこだまし、「ごろごろ」と聞こえることから命名されたといわれる名水。ミネラル分を適度に含み、特にカルシウムの含有量が多い。毎年4月下旬には名水まつりも開かれる。洞川[どろがわ]は大峯山系から清冽な水が湧出することで知られ、ごろごろ水を含む3カ所からなる洞川湧水群が環境省の「名水百選」に選定。

トロッコモノレール

森林作業者用の乗り物を使用しているので、華美な装飾などは一切なし。作業用ヘルメットをかぶってわずか5分ほどですが、かなりのスピードで登っていきます。

トロッコを使わなくても歩いて15分くらいで着きます。

大人 300円、子供 200円(上り)
大人 200円、子供 100円(下り)

名前の由来

赤井五代末氏

赤井氏が12,3歳の頃から、地底から響いてくる水の音を聞き、この下に鍾乳洞があるに違いないと思っていたという。

その後結婚し、3人の子供をもつ生活をしていたが、ここに鍾乳洞があるに違いないという思いを強くしていった。

その後、赤井氏43歳の時に、家庭を顧みず鍾乳洞を探すため岩掘りに没頭し始める。 妻の小菊さんも巻き込まれ、長男(当時17歳)も学校をやめて手伝い始めた。

そして7年目の1931年4月、第一の鍾乳洞を掘り当てた。 しかし、その規模が自分の思っていたものより小さかったことから、さらに岩を掘り始める。

支出ばかりが増え、収入がない一家は山を売り、貧乏のどん底に落ちた。 そして1942年のある日、長男の邦政君のふりおろした鎚が鍾乳洞を掘り当てた。

掘り当てた鍾乳洞は五代末氏から名前をとって五代松鍾乳洞と名付けられた。

ギャラリー

                

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