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聖徳太子ゆかりの町
日本初の世界遺産法隆寺
飛鳥時代に聖徳太子の手によって法隆寺が建立されたことなどでよく知られる、古い歴史を持つまち。法隆寺のすぐ西に広がる西里の集落は、近世初期の日本で最も組織的な力をふるった大工棟梁中井正清の育った集落でもある。
大工棟梁中井正清
初代の京都大工頭であり、官位は従四位下・大和守。畿内・近江6カ国の大工等を支配し、1,000石を知行した。関ヶ原の戦いの後、徳川家康に作事方として仕え、二条城建設に活躍した。家康の命による江戸城、知恩院、駿府城の天守、江戸の町割り、増上寺、名古屋城、二条城、内裏、日光東照宮、久能山東照宮、方広寺など、徳川家関係の重要な建築を担当した。大坂の陣の直前に、家康の密命により、大坂城の絵図を作成したという逸話がある。
見どころ
法隆寺 |
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聖徳宗の総本山。別名を斑鳩寺(いかるがでら)という。7世紀に創建され、古代寺院の姿を現在に伝える仏教施設であり、聖徳太子ゆかりの寺院である。創建は607年とされる。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられる。境内の広さは約18万7千平方メートルで、西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物群である。 |
法起寺 |
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聖徳宗の寺院。古くは岡本寺、池後寺(いけじりでら)とも呼ばれた。本尊は十一面観音。聖徳太子建立七大寺の一つに数えられることもあるが、寺の完成は太子が没して数十年後のことである。世界遺産に登録されている。三重塔は高さ24メートルで、三重塔としては日本最古である。 |
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法隆寺に隣接する、聖徳太子ゆかりの寺院。本尊は如意輪観音、開基(創立者)は聖徳太子または間人皇后とされている。木造菩薩半跏像と天寿国繍帳残闕(現在は奈良国立博物館)といった国宝がある。 |
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三井寺(みいでら)とも呼ばれ、「法林寺」「法琳寺」とも書く。宗派は聖徳宗、本尊は薬師如来坐像。創建事情の詳細は不明であるが、発掘調査の結果等から、7世紀中頃には存在していたことは間違く、本尊薬師如来像と虚空蔵菩薩像も飛鳥時代末期にさかのぼる古像である。 |
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浄土宗の寺院。寺伝によれば天智天皇の勅願により創建されたとされ、近くには妹・間人皇女(はしひとのひめみこ)を葬る古墳がある。987年に天台僧・源信(恵心僧都)が開山したとも伝えられる。本尊の阿弥陀如来像と、1652年建立の多宝塔が重要文化財。 |
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玄室内から大量に出土した土師器、須恵器から古墳時代後期、6世紀第4四半期の円墳であると推定されている。この時期に畿内では前方後円墳の造営が終わりに近づいていた。出土品が国宝に指定されている。 |
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