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奈良市

奈良県の県庁所在地である。日本政府から中核市に指定されている。奈良時代に平城京が置かれた古都であり、シルクロードの終着点として天平文化が花開いた地として知られる。 古くは、今の奈良市域を添(そほり)と称した。 市街地が広がる一帯は平坦な地形で、この均したような地形が、「奈良」の都市名の由来となったのではないかとする説が有力である。語源の詳細に関しては、奈良#語源を参照されたい。 現在の漢字表記は「奈良」だが、古文書等の中では、「那羅」「寧楽」「平城」(読み方はいずれも「なら」と思われる)とも表記されている。

奈良公園

都市公園としての正式名称は「奈良県立都市公園 奈良公園」といい、総面積は502ヘクタール。周辺の興福寺、東大寺、春日大社、奈良国立博物館、なども含めると総面積はおよそ660ヘクタール(東西約4キロメートル、南北約2キロメートル)に及ぶ。通常はこの周辺社寺を含めたエリアを"奈良公園"と呼ぶ。 公園内には多くの国宝指定・世界遺産登録物件が点在し、年間を通じて日本国内のみならず外国からも多くの観光客が訪れ、日本を代表する観光地の一つとなっている。

鹿が怖い。

東大寺

東大寺

天平文化の象徴といってもよい寺で、世界最大の木造建築である大仏殿や、見事な彫像群が並ぶ法華堂、伝統行事の「お水取り」の舞台である二月堂など、じっくり見て回ると、一日かけても足りないほどです。

正倉院

東大寺大仏殿の北西に位置する、高床の大規模な校倉造(あぜくらづくり)倉庫で、聖武天皇・光明皇后ゆかりの品をはじめとする、天平時代を中心とした多数の美術工芸品を収蔵していた施設。「古都奈良の文化財」の「東大寺」の一部としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。

唐招提寺

唐招提寺

奈良市五条町にある寺院。南都六宗の1つである律宗の総本山。本尊は廬舎那仏、創立者は鑑真である。中国・唐出身の僧鑑真が晩年を過ごした寺であり、奈良時代建立の金堂、講堂を始め、多くの文化財を有する。 1998年に古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されている。

春日大社

春日大社

全国に約1000社ある春日神社の総本社である。武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから、鹿を神使とする。ユネスコの世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録されている。例祭である春日祭は、賀茂神社の葵祭、石清水八幡宮の石清水祭とともに三勅祭の一つとされる。

薬師寺

薬師寺

「法相宗[ほっそうしゅう]」の大本山。
南都七大寺のひとつに数えられる。本尊は薬師如来。680年に天武天皇の発願により、飛鳥の藤原京(奈良県橿原市城殿〈きどの〉町)の地に造営が開始され、平城遷都後の8世紀初めに現在地の西ノ京に移転したものである。

興福寺

興福寺

最盛期には寺の建物の数が175もあった大寺です。
有名な五重塔を始め、東金堂、阿修羅像などを安置する国宝館があり、薪御能や節分の鬼追いなど古来の日本文化を伝える行事も多く残ります。

南都七大寺のひとつに数えられる。

西大寺

西大寺

真言律宗総本山の寺院。
南都七大寺の1つとして奈良時代には壮大な伽藍を誇ったが、平安時代に一時衰退し、鎌倉時代に叡尊によって復興された。山号は勝宝山。現在の本尊は釈迦如来である。

元興寺

元興寺

南都七大寺の1つに数えられる寺院。蘇我馬子が飛鳥に建立した、日本最古の本格的仏教寺院である法興寺がその前身である。本尊は智光曼荼羅。

大安寺

大安寺

本尊は十一面観音。開基(創立者)は聖徳太子と伝える。南都七大寺の1つで、奈良時代(平城京)から平安時代前半は東大寺、興福寺と並ぶ大寺であった。「南大寺」の別称があった。南都七大寺のなかでも、七重塔が建っていたのは東大寺と大安寺のみである。

奈良の大仏

東大寺盧舎那仏像
(とうだいじるしゃなぶつぞう)
 東大寺大仏殿(金堂)の本尊である仏像(大仏)。一般に奈良の大仏として知られる。 聖武天皇の発願で745年に制作が開始され、752年に開眼供養会(魂入れの儀式)が行われた。その後、中世、近世に焼損したため大部分が補作されており、当初に制作された部分で現在まで残るのはごく一部である。 「銅造盧舎那仏坐像」の名で彫刻部門の国宝に指定されている。
 

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