方言
高知県で使われる方言は、伊予弁。大きく分けて香川よりの東予、松山を中心とする中予、大洲・八幡浜・宇和島とかの九州向きの南予で方言は少し違う。
代表的な言葉
「帰ってこーわい」(帰るね)、「机をかく」(机を運ぶ)、「だらい」(面白い)、「しわいよ」(しつこいよ)、「家にもんたよ」(家に帰ったよ)、「はせられた」(仲間外れにされた)、「死んどる」(死んでいる)、「死による」(死にそうだ)など。
座敷雛
座敷雛(ざしきびな)は、愛媛県八幡浜市真穴地区に伝わる雛祭り行事。一般的な雛祭りと異なり、雛壇に雛人形を飾りつけるのみならず自宅の部屋や庭に手を入れ、山野の情景を再現する。大規模な飾り付けが行われるため準備期間は長くかかるものの、「雛飾りを長く飾っておくと嫁入りが遅れる」ことから4日には片付けられる。
とっぽ話
愛媛県南予地方、特に津島町で語り継がれた民話。あるいは日常会話に盛り込む創作ホラ話。
「とっぽ」とは、途方もない、奇妙奇天烈、でまかせの意味。またそのような事を言う人を「とっぽ作」と言う。
話の内容は一口に言えば「大法螺」であるが、初めから民話風にとっぽ話を話す場合と、日常の会話の中で、話の途中までは普通の会話のように話し出し、途中から自分の創作した「とっぽ話」に持ち込み、お約束のように最後は「ほんとだすらい!」と締めくくる。
聞き手は、(1人あるいは多数)途中からとっぽ話であることに気付き、頃よい加減で「また○○がよもしれん(途方もない)とっぽ言いよらい!」と笑いに持ち込むのが一般的である。
伝統工芸
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★伊予の水引★
長野県飯田市と並ぶ水引の二大産地。水引とは、こより状の和紙に水糊を引き乾燥させた色とりどりの飾り紐のこと。ちょんまげを結う元結から始まったが、ちょんまげをしなくなったので、製法の近い水引の生産へと転換した。 |
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★砥部焼★
砥部町を中心に作られる陶磁器。食器、花器等が多い。愛媛県指定無形文化財。別名喧嘩器とも呼ばれる。近年ブームの讃岐うどんの器としても砥部焼はよく用いられる。 |
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★大洲和紙★
国が指定している伝統的工芸品で、古くは平安時代に書かれた『延喜式(えんぎしき)』という書物にその記録が見られるほど、歴史と伝統がある。 |
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★野村シルク★
西予市野村町は『ミルクとシルクのまち』とも呼ばれ、古くから畜産と養蚕で栄えてきました。20年に一度行われる伊勢神宮式年遷宮の御用生糸の使命を担い、伝統を守っている。「カメリアシルク」の商標で京都などに販売されている。 |
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★今治タオル★
今治は世界最高の品質を誇るタオルの一大産地として、国内で生産されるタオルの50%以上を生産。厳しい基準があり、それを満たさないと今治タオルを名乗ることが出来ない。 |
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★姫だるま★
4世紀の神功皇后が道後温泉にしばらくご滞在になったおり、応神天皇をご懐妊されました。その応神天皇の真紅のまわた包みの可憐な様子を記念として作られたもの。愛媛を代表する郷土玩具。
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