大洲市
愛媛県の南予地方に位置する市。「伊予の小京都」と呼ばれる。肱川の流域にある大洲城を中心に発展した旧城下町である。
志ぐれ(しぐれ)
大洲市の郷土菓子。小豆、粳米を使った蒸し菓子の一種。志ぐれ餅(しぐれもち)の商品名で販売する業者もある。18世紀始めより、大洲藩の江戸屋敷内の秘法菓子と伝えられている。北海道の十勝産の小豆・国内産のもち米・肱川の良質の水を材料に、小豆を炊いて砂糖蜜に一昼夜を漬け込み、粳米(うるち米)を合わせて生地を作りセイロ(蒸籠)に流して蒸し上げる。
いもたき
秋に月見を兼ねて、屋外で「いも」を「たき」(炊き)、それを肴に大勢で宴会すること。河川敷などで行われ、「いも」は里芋(大洲地方では夏芋と呼ぶ)がよく用いられる。大洲市が始まりと伝えられるが、今日では南予を中心とした愛媛県下で広く行われている。大洲市のいもたきは、藩政時代に行われていた「お籠り」と呼ばれる、親睦行事が起源とされている。
鵜飼い
岐阜県長良川・大分県三隅川と並び日本三大鵜飼に数えられる「大洲の鵜飼い」。肱川で行われる鵜飼いは、篝火(かがりび)を炊いた鵜船を屋形船が取り囲み、アユなどの魚を獲る鵜を見物するという独特のものです。
肱川あらし(ひじかわあらし)
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秋から冬にかけ肱川河口付近で見られる霧を伴った強風。ゴーゴーとうなりをあげながら町を飲み込んでゆく霧の川は、大自然が生み出す幻想美。 |
見どころ
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木造天守としての四層四階は日本初で、19.15mの高さは日本一となります。1331、年伊予宇都宮氏の宇都宮豊房によって築城されたといわれ、その後、藤堂高虎等によって大規模に修築された城が復元された。 |
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1901年大洲商業銀行本店として建てられたイギリス積みの煉瓦建築。レトロでハイカラな佇まいは、明治・大正時代のロマンたっぷり。 |
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駄菓子やレトロな玩具がズラリと並ぶ商店街。ラムネや揚げパン、コロッケといった昭和グルメが並ぶ。 |
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通称「赤橋」と呼ばれる日本最古のバスキュール(跳ね上げ)式道路可動橋。現在は毎週日曜に一度のみ可動しています。 |
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臥龍淵のほとりに広がる三千坪の山荘。臥龍院・不老庵・知止庵は、明治時代に10年の歳月をかけて建てられた数寄屋造りの建築物です。 |
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県の民俗文化財に指定されている天神社のたいこ橋。坂本龍馬が脱藩の際に渡ったと言い伝えられています。神への信仰心を表すため、旅人が雨露を凌ぐためともいわれる杉皮葺きの屋根が特徴。 |
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