松山市

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松山市

愛媛県の県庁所在地

四国地方で最大の人口を有する中核市。総務省統計局の定義による国勢調査における都市圏としては四国で唯一[2]の掲載となる松山都市圏の中心都市であり、「国際観光温泉文化都市」の指定を受けている。松山城を中心に発展して来た旧城下町で、道後温泉で有名な古くからの温泉地であるとともに、俳人正岡子規や種田山頭火また文豪夏目漱石ゆかりの地で、俳句や小説『坊っちゃん』『坂の上の雲』などで知られる文学の街でもある。キャッチフレーズは「いで湯と城と文学のまち」。

『坊っちゃん』の舞台

松山は、夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台になっている。この小説は、漱石自身が松山中学(現在の愛媛県立松山東高等学校)に赴任した時の体験を下敷きとしている。漱石は『坊っちゃん』で、松山を「不浄な地」としているなどかなりひどく書いているが、松山市や「坊ちゃん列車」や「坊ちゃんスタジアム」、「坊ちゃん団子」など観光に利用している。

能楽

松山は能楽が盛んであり、市内に能楽堂がいくつかある。

東雲さんのお能

江戸幕府の終焉とともに、お抱え能楽師たちもパトロンを失い、たちまち困窮してしまった。そのため、まっ先に食い扶持として売られていったのが豪華な装束、面。

しかし、松山市の愛好家たちが流出を食い止めるべく奔走し、買い戻すため に借金をし、それを返済すべく城下各地で勧進公演が行われ、「お殿様のお宝を見られる」と人々の評判が評判を呼んだという。庶民に広く能楽が親しまれるようになった理由の一つと言われている。

ちなみに久松家(城主松山家の復姓)がその借金の残額を棒引きにする際に、「東雲神社に置くなら結構」と言ったことから、その装束を纏い、久松家の恩に感謝するべく始まったのが「東雲さんのお能」である。

見どころ

松山城

勝山山頂に建つ名城。標高132mの勝山の山頂に佇み、市内のほとんどの場所から目にすることができる。姫路城・和歌山城とともに、日本三大連立式平山城の一つとして数えられている。


道後温泉本館

道後温泉のシンボルとして存在。周囲のホテル・旅館に泊っても、手ぬぐい片手にわざわざ入りにくる観光客が多い。皇室専用の浴室又新殿や、夏目漱石ゆかりの「坊っちゃんの間」の見学ができる。


石手寺

四国霊場第51番札所であり聖武天皇の勅願によって創建された寺で、四国遍路のルーツとされる衛門三郎ゆかりの寺。道後温泉にも近い。


えひめこどもの城

東京ドーム7個分の敷地面積。建物全体が巨大遊具となっているあいあい児童館を中心に、親子で存分に遊べるエリアを整備。


伊佐爾波神社

平安時代に編纂された延喜式に記載されている古社。湯月八幡と称された時期もある。八幡造りの現社殿は1667年に建造されたもの。道後温泉から歩いて行くことも出来る。


萬翠荘

1912年に旧松山藩主、久松邸の別宅として建てられたフランス風の洋館。現在は、愛媛県立美術館の別館として郷土の芸術家の展示室になっている。

鹿島

別名「伊予の江の島」と呼ばれ、恋人の聖地サテライトに認定された。山頂展望台には「幸せの鐘」が設置されており、恋人たちのデートスポットになっている。

坊っちゃんカラクリ時計

道後温泉本館をモチーフにつくられたカラクリモニュメントで、定時になると、夏目漱石の小説「坊っちゃん」でおなじみのキャラクターが動き出す。道後温泉入口「放生園」に設置。足湯もある。



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