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方言

香川県のほぼ全域で讃岐弁が話されている。讃岐弁は東讃地域の東讃弁と西讃地域の西讃弁に細かく分かれ、中讃地域ではその中間あたりの方言が使われる。

代表的な言葉

「おもっしょい」(おもしろい)、「なぐっりゃい」(殴りあい)、「おっせる」(教える)、「わっせる」(忘れる)など。

うどん県

2011年に、県観光協会の特設サイトで県名を「うどん県」にするという架空の設定が行われた。県の広報活動の一環として、県名物のうどんをきっかけに県の魅力を内外にPRしようとする趣旨のもので、ネットを中心に大反響を生んだ。年賀状がうどん県でも届くと言う試みも行われた。

うどん消費量

家庭内・外食ともうどんの消費が国内1位であるばかりか、全国平均や直近の2位と比べても圧倒的大量である。逆に大衆食品と目される食品のうちスパゲッティやハンバーグ、緑茶、ビールは香川県が日本で最も消費されていない都道府県である。

香川県の妖怪

足まがり

高松市やさぬき市などに伝承される妖怪で、狐狸のたぐいという説が強いが、その姿は決して見ることはできない。人が道を歩いていると、いきなり綿のようなものを絡み付けてきて歩く邪魔をするといわれる。


七人同行(しちにんどうぎょう)

七人同行は、香川県に伝わる集団亡霊。人間と同様の姿の7人組の亡霊で、常に一列に並んで歩いている。非業の死を遂げた者たちの霊ともいい、この七人同行に行き遭うと死んでしまうなどといわれる。 通常は姿が見えることがないが、牛の股間から覗くと見えると言われている。


手洗鬼(てあらいおに)

江戸時代の奇談集『絵本百物語』にある巨人。ダイダラボッチの一種とされ、四国の海で3里もの距離の山々を跨ぎ、海で手を洗う巨人。手洗鬼の地とされる香川県では、巨人のオジョモ(化け物の意)が飯野山と青野山をまたいで瀬戸内海の水を飲んだという伝説があり、飯野山の山頂にはそのオジョモのものとされる足跡が残っている。


蛇蠱(へびみこ)

小豆島に伝わる憑きもの筋。この家系にある者が他の誰かに対して憎悪の念を抱くと、その相手に蛇の霊が取り憑いて苦しみ出し、挙句にはその人の内臓に蛇が食い込んで命を落とすという。


屋島の禿狸(やしまのはげだぬき)

高松市屋島に伝わる化け狸。日本三名狸に数えられている。スタジオジブリ制作の映画『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場することでも知られる。ある狸が平重盛に助けられ、恩義から平家の守護を誓った。その子孫が屋島の禿狸といわれる。四国の狸の総大将と言われている。

伝統工芸

★香川漆器★
彫漆、蒟醤、存清、後藤塗、象谷塗の5つの技法が国の伝統的工芸品に指定されている。1638年に松平頼重が振興し、盛んになった。
★丸亀うちわ★
丸亀市で生産される団扇。1633年に金毘羅大権現の別当、金光院の住職が考案したものと伝わる。渋うちわに「金」の文字印を入れて、金刀比羅宮参りの土産として全国に広がった。
★高松張子★
高松市の加治屋町で古くから作られるおもちゃ。「デコ」さんと呼ばれる人形玩具や面などが、子供たちに人気がありました。とりわけ、おマキ伝説にちなむ「奉公さん」は、全国によく知られている。
★張子虎★
中国の虎王崇拝がわが国に伝わり、作り始められたといわれており、虎の武勇にちなんで、子どもの健やかな成長を祈る気持ちから、端午の節句や八朔祭の飾り物として、古くから愛用されている。誕生祝、商売繁盛の縁起物としても喜ばれています。
★讃岐提灯★
四国八十八ヶ所の奉納提灯として発生しました。その技法は、「讃岐一本がけ」といわれる独特のもので、最近では、インテリア用提灯の需要も多い。
★讃岐鍛冶製品★
 讃岐における鍛冶業の歴史は古く、古文献にもその記述が見られる。明治以降には、鍛冶はもっとも身近な仕事の一つとして小学校唱歌にも歌われたりしています。

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