小豆島

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小豆島

瀬戸内海・播磨灘にある島。瀬戸内海では淡路島に次いで2番目の面積で、日本の島においては19番目の大きさ。小豆島町、土庄町の2町からなる。

素麺、醤油、佃煮、胡麻油、オリーブなどの生産が盛んであり、いずれも日本有数の生産地となっている。特にオリーブは国内栽培の発祥地として広く知られる。寒霞渓を始めとする渓谷・自然が瀬戸内海国立公園に指定されている。

ギネスブック認定の世界で最も幅の狭い土渕海峡がある。このため正確には2つの島であるが、古くから橋で陸続きであり、慣例的に1つの島として扱われている。特に区別する際には小さい方の島(海峡を挟んで西側の島)を前島(まえじま)と呼ぶこともある。

オリーブ

小豆島町は、オリーブの栽培に日本で最初に成功した町。1908年にアメリカから輸入した苗木を使って試作を行ったのが始まり。その後徐々に広がりを見せ、1954年には県花、1967年には県木にも指定された。

迷路のまち

小豆郡土庄町(小豆島)にある迷路のように入り組んだ地域と周辺散策路の名称。南北朝時代に備前児島の佐々木信胤が小豆島に入り、星ヶ城 に拠点を構えていた。攻めてくる北朝方の細川氏の軍勢との攻防に備え、路地を複雑に入り組んだものにした、というのが土庄町周辺に残る迷路型路地の起こりである。

日本一どでカボチャ大会

日本一大きなカボチャ(どでカボチャ)を決める大会。国際カボチャ協会より、日本一どでカボチャ大会の永久公認地に認定されている小豆島において毎年9月に開催されている。

優勝者は副賞としてアメリカ西海岸で行なわれる世界大会に招待される。

付近の島

豊島(てしま)

小豆島の西方3.7kmに位置する島。
「唐櫃の清水」という、弘法大師が杖で地面を掘って出たと言われる湧き水がある。

その他にも、西日本で最も古い部類の貝塚である「礼田崎貝塚」や水ヶ浦遺跡・横引ヶ浜遺跡などもある。また豊島石という石材も有名。
豊島美術館や豊島横尾館などの観光施設もある。

直島諸島

直島を中心とした大小27島の島々。

1156年に保元の乱に敗れて讃岐国へ流された崇徳上皇が直島に3年居たと伝えられており、上皇ゆかりの地名が多数存在する。直島という島名自体も島民の純朴さ、素直さを賞賛して上皇が命名したという言い伝えがある。

1960年代から観光リゾートへの開発が進み、キャンプ場やホテル・美術館の「ベネッセハウス」、地中美術館、李禹煥美術館などがある。

見どころ

寒霞渓(かんかけい)

瀬戸内海国立公園、国の名勝に指定、日本三大渓谷の一つ。ロープウェイがある。 日本書紀にも記述がある奇勝で、星ヶ城と美しの原高原の間、範囲は東西7キロメートル、南北4キロメートルに及ぶ大渓谷。

二十四の瞳映画村

映画と文学のテーマパーク。1987年公開の映画「二十四の瞳」の小豆島ロケのオープンセットを活用した施設群。映画撮影で使用された「岬の分教場」など14棟のオープンセットを公開している。「二十四の瞳」だけを上映する映画館「松竹座」などの施設もある。

銚子渓自然動物園(お猿の国)

餌付けされた約500匹の野生のニホンザルが生息している。それらは 「銚子渓の日本サル群」として香川県の天然記念物に指定されている。毎日2回モンキーショーも開催される。

エンジェルロード

小豆島の前島から沖に浮かぶ中余島を経て大余島へと続く約500mの細長い砂州の道。『天使の散歩道』とも呼ばれ、潮の干満により道があらわれたり海に消えたりする。「道の真ん中で手をつないだカップルは結ばれる」とのジンクスから「恋人の聖地」とも言われる。

土渕海峡(どふちかいきょう)

小豆島と前島の間にある海峡。全長約2.5km、最大幅は約400m。最狭幅は9.93mで、1996年ギネスブック認定の世界一幅の狭い海峡。海峡部の南側にある土庄町役場では横断証明書を有料で発行している。


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