琴平町

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琴平町

全国的に有名な「こんぴらさん」(金刀比羅宮)のある町。ニンニクの一大産地でもある。近年人口が1万人を割り、過疎化が進んでいる。

灸まん(きゅうまん)

金刀比羅宮参詣の土産の代表格であり、また名物かまどなどと並び香川県を代表する土産菓子でもある。その名のとおり、お灸(もぐさ)の形状をしており、饅頭の頂上部が丸く盛り上がった、やや円錐形に近い形をしている。鶏卵の黄身を使った餡を使用している。灸まん本舗石段や(株式会社こんぴら堂)で作られている和菓子。

由来

石段やは、元は1765年に「麻田屋久八」として金刀比羅宮参道の石段に軒を連ねた旅籠であった。
天保年間に、江戸の小金井小次郎という侠客がこの旅籠に泊まり、麻田屋の女中衆に当時麻田屋の名物として知れ渡っていた「金毘羅灸」を据えるよう所望した。小金井は非常に美男子だったため灸を据えるのに女中衆で取り合いになったという。結局灸を据えることになったある女中が特別柔らかい灸を据えたため、小金井は「こいつは甘めぇお灸だ」とは言ったものの、非常にこの灸が気に入ったらしく、以後「金毘羅灸」はますます評判を取ったという。

麻田屋の六代目の主人が屋号を「石段や」とし、旅籠より茶店に商売替えをする際、この逸話にとりお灸の形をした饅頭を創始したという。
現在でも石段や本店の建物は金刀比羅宮参道において最も古い建築の一つである。

見どころ

金刀比羅宮

通称「こんぴらさん」。全国の金刀比羅神社・琴平神社・金比羅神社の総本宮でもある。海上交通の守り神として信仰されている。長く続く参道の石段が有名で、奥社まで登ると1368段にもなる。例大祭に合わせて毎年、これをメインに「こんぴら石段マラソン」が開かれている。


旧金毘羅大芝居「金丸座」

1835年に建てられた現存する日本最古の芝居小屋。国の重要文化財。毎年春に「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が開催され、歌舞伎が上演されている。


琴平町公会堂

1934年に建造された木造の日本建築物で有形文化財に登録されている。春には庭園の桜の木々が一斉に咲き乱れ、こんぴら歌舞伎の頃には花見を楽しむ人が多く、164個の提燈の下で盛り上がっています。


鞘橋

琴平町を流れる金倉川に架かる橋。銅ぶき、両妻唐破風(りょうづまからはふう)、上屋根千鳥破風の屋根付橋。金刀比羅宮蔵の元禄屏風「金毘羅祭礼図」や十返舎一九の金毘羅道中膝栗毛などに書かれている。


松尾寺

金毘羅大権現を祀る。四国八十八ヶ所番外霊場。初音ミクが歌っている「こんぴら船々」の金毘羅大権現のこと。


高灯篭

1860年建立の高さ28mの日本一高い灯籠。



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