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瀬戸内海東部に位置し、瀬戸内海では最大の島である。令制国名は淡路国。現在は北から淡路市・洲本市・南あわじ市の3市で区分される。今から約1200年前の平安時代には、淡路島は「御食国」と言われ、神や天皇に食べ物を献上していたとされています。 概要北東から南西へかけて細長く伸びる淡路島は南北約53km、東西約22km、周囲約203kmで、北部では幅5kmから8kmと細く南部で幅が拡がっている。シンガポール島とほぼ同じ面積を有し、主要4島、沖縄本島、対馬についで第7位の面積を持つ。 歴史日本で初めに創造された島記紀の日本列島の国産みの神話では、淡路島は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)が日本列島中、最初に創造した島であるという。『古事記』では淡道之穂之狭別島(あわじのほのさわけのしま)と書かれ、『日本書紀』では、淡路洲と書かれる。 海峡明石海峡北端の松帆崎と、本州の兵庫県明石市の間にある海峡。峡間は3.6km。潮流が早く、古くから海の難所である。全長3,911mの世界最長の吊り橋「明石海峡大橋」が架けられているほか、高速船「淡路ジェノバライン」が運航されている。 紀淡海峡(友ヶ島水道)南東端の生石鼻と、本州の和歌山県和歌山市の間にある海峡。峡間は約11km。 鳴門海峡南西端の門崎と、四国の徳島県大毛島北東部の孫崎の間にある海峡。峡間は約1.4km。激しい潮流のため海の難所である。全長1,629mの吊り橋「大鳴門橋」が架けられている。 鳴門の渦潮
伝統芸能淡路人形浄瑠璃室町時代末期に南あわじ市市三條で始まったとされる。三条八幡神社に発祥の地の碑がある。現在残っている人形座は淡路人形浄瑠璃資料館の市村六之丞座と人形浄瑠璃館(大鳴門橋記念館)の淡路人形座の二つ。 だんじり淡路のだんじりは赤い布団を5枚重ねた「布団だんじり」が特徴である。他にも「つかいだんじり」、「投げだんじり」や「舟だんじり」などがある。 五尺踊り縄騒動で処刑された宮村才蔵らの命日、3月23日に南あわじ市の広田八幡宮・大宮寺の「天明志士の碑」の前で奉納される。 阿万の風流大踊小踊南あわじ市阿万上町の亀岡八幡神社に伝わる。大踊は室町時代末期から、小踊は江戸時代中頃から。 玉葱(玉ねぎ)生産量が全国1位淡路島産の玉ねぎは、他の玉ねぎに比べ柔らかく、甘いのが特徴。苦味も少ないので好まれています。 見どころ
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