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方言

高知県で使われる方言は、土佐弁と幡多弁。お互いの方言が理解出来なく、会話が成立しないとも言われる。境界は、黒潮町(旧佐賀町)と四万十町(旧窪川町)辺り。

代表的な言葉

「おら」(男の一人称)、「おまん」(男女二人称単数)、「おんし」(男の二人称)、「おまさん」(目上の人に使う二人称)、「おとやん」(おとうさん)、「おどろく」(目が覚める)、「しっちゅう、しっちょう」(知ってる)、「まっこと」(本当に)、「たまげた」(驚いた)など。

今度の異動で室戸へかわるにかわらん

「今度の異動で室戸へ転勤するようだ」と言う意味。変わるのか変わらないのか良く分かりにくい言葉を話す。

闘犬

犬と犬が戦う競技。細かいルールがあり、いたずらに血を流させる闘いをさせているのではなく、ボクシングと同じように、体重別にクラスを分けており、大会開催時には、獣医師を呼んで治療対策を万全にして大会を実施している。横綱、大関などその強さによって、番付が決まっている。

土佐闘犬

歴史は古くルーツは14世紀にまで溯ります。闘犬そのものの歴史は12世紀には既に行われていたとのことです。14世紀、当時の土佐藩で藩士の士気を高めるために奨励され、最初に使われたのが現在の四国犬と言われている。土佐犬はこの四国犬にブルドッグなどを掛け合わせた闘犬です。四国犬は、ニホンオオカミと掛け合わせたという伝承を持っています。

高知県の妖怪

高知県に伝わる妖怪は「鍛冶ヶ野の蛇」、「猿猴」、「川姫」、「三目八面」、「シバテン」、「ノツゴ」、「七人ミサキ」、「茶袋」など数多い。「勝賀瀬の赤頭」、「本山の白姥」、「笑い女」を土佐の三大妖魔とされている。

赤頭

「あかがしら」。高知県吾川郡いの町に伝わる妖怪。赤い髪が太陽のように輝き、あまりに眩しくてふた目と見られないほどという。2本足で歩くが、その足元は笹やカヤなど草むらに隠れてよく見えず、人に危害を加えることもないという。


けち火

高知県に伝わる妖怪。人間の怨霊が火の玉と化したものとされ、草履を3度叩くか、草履に唾をつけて招くことで招きよせることができるという。


笑い女

高知県香南市に伝わる妖怪。毎月1日、9日、17日に山に入るとこれに遭い、半死半生になってしまうといわれた。「笑い女」の名の妖怪は、幡多郡宿毛市と土佐郡土佐山村にも伝わっており、夜の深山で姿を見せずに笑い声をあげるものといわれる。香南市では、笑い女を退治した際に用いたという剣が、土居城の跡地にツルギ様という祠として祀られている。

伝統工芸

★土佐和紙★
1000年の歴史を持つ特産品。土佐市、いの町などに産地を形成、紙業王国土佐を支えて来た。種類の豊富さと品質の良さで人気がある。
★土佐打刃物★
1590年代の長宗我部時代からと言われている。刀鍛冶から習った鎌、鉈、鋸などの製造を中心として発達。 包丁類の評価も高く、全国有数の刃物の産地として知られている。
★土佐凧★
土佐が生んだ芝居絵師「金蔵」の歴史を継ぐ作風を今に伝える凧。一枚一枚手書きで描かれる鮮やかな色彩が特徴。
★土佐珊瑚★
1812年、土佐の室戸沖で漁師がサンゴを釣り上げたのが日本の珊瑚史の始まりといわれている。一部は海外にも輸出している。装飾品や美術工芸品から壁画まで幅広い分野に使われている。
★フラフ★
漁船につける大漁旗が原型といわれ、5月の節句に使う。子どもの健やかな成長を願って作られる。他県には無い風物として、毎年、五月晴れの空に、極彩色の色合いの大きなフラフが勇壮かつ豪快にたなびきます。
★土佐古代塗★
 堅牢で、使い込むほどに味わいを増すと言われる。厳選された栃・檜などの良材を数年熟成させた後、錆下地を置くことから始まり数十工程、漆のみを塗り重ねていく作業を経て完成します。優雅さの中に気品漂う工芸品です。

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