土佐清水市
高知県の南西部に位置し、太平洋に突きだした足摺岬と漁港で知られる市。高速道路も鉄道も通っていないので、東京からの移動時間をもっとも有すると言われる市の1つである。航空自衛隊の空自基地である土佐清水分屯基地がある。
高齢化
高知県内で人口が2番目に少なく、高齢化率が最も高いと言われている(2014年現在)。主要産業である水産業の衰退とともに過疎化、高齢化が深刻化している。
黒潮海流
黒潮が日本で最初に接岸し、潮の流れを見る事も出来る。
グラスボート
船底がガラスになっていて、海の底が見える海底観光船のこと。ダイビングやシュノーケリングなどと異なり、機器や技量が不要で、水に濡れずに水中を観察することができる。このため、子供や高齢者でも手軽に楽しむことができる。竜串海域公園で乗ることが出来る。
ジョン万次郎
日本初の国際人
1827年から1898年に活躍した人物。
日米和親条約の締結に尽力し、その後通訳、教師として活躍した。
14歳の時に漁に出て遭難。無人島「鳥島」に漂着して、過酷な無人島生活を送る。143日後、アメリカの捕鯨船によって助けられます。
鎖国状態だった日本には帰らず、ジョン万次郎はアメリカに渡ります。そこで船長の養子となり、英語・数学・測量・航海術・造船技術などを学びました。
その後、日本に戻り、高知城下の藩校「教授館」の教授になります。そこで、後藤象二郎、岩崎弥太郎等が指導を受けています。
そして、幕府に抱えられるようになると、日米和親条約の締結に向けて尽力しました。使節団としてアメリカに勝海舟や福沢諭吉などと渡った後、ヨーロッパにも渡ることになります。
帰国後、病に倒れ、1898年、71歳で万次郎はその生涯を終えました。
見どころ
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四国最南端の岬で、岬の西の臼碆は、黒潮本流が直接ぶつかる全国でも唯一の場所。ミシュランガイドで2つ星評価をもらった(2014年現在)。 |
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足摺岬先端にある海食洞。に高さ16m、幅17m、奥行き15mの大きな穴。高知県の天然記念物。花崗岩でできた洞門では日本最大級。 |
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四国最南端の第38番札所。823年に三面千手観音を本尊として弘法大師が建てたとされる。第37番札所から約90km、第39番札所から約60kmも離れている厄介な寺。「弘法大師の七不思議」の伝説が残されている。 |
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1970年に日本で初めて海中公園として指定された場所。サンゴや華やかな魚と共に亜熱帯な海中景観を形成している。 |
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竜串海域公園に位置し、砂岩が波食や風食を受けて形成された海食台地。「大竹・小竹」と呼ばれる一直線に並んだ丸みを帯びた岩や、「パイプ」と呼ばれる生痕化石も多く見られる不思議な海岸。 |
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竜串海域公園の千尋岬にある。あまりにも難所なため、弘法大師がこの地を見残したことから、「見残し」と名前がついたと言われている。見残し湾の、シコロサンゴ群体は国内最大のもので、高知県の天然記念物に指定されている。グラスボートで渡ることが出来る。 |
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