室戸市

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室戸市

太平洋に突き出した室戸岬があり、水産業とホエールウォッチングで知られ、近年では海洋深層水で知られる。人口流出による過疎化が深刻で、高知県内11市で最も人口が少なく、日本でも5本の指に入る人口の少ない市である。

海洋深層水

深度200メートル以深の深海に分布する、表層とは違った特徴を持つ海水のこと。表層の海水に比べると無機栄養塩類が豊富で、化学物質による汚染や有害な細菌もほとんどないという特徴を持つ。タラソテラピー施設での利用や飲料水としてなど、商業的に利用されている。

世界ジオパーク

ジオパークとは、地球科学的に見て重要な自然の遺産を含む、自然に親しむための公園。日本ジオパーク委員会では「大地の公園」という言葉を使っている。日本ジオパークには30以上の地域が認定されているが、世界ジオパークには、7地域しか認定されていない(2014年現在)。室戸市の美しい海岸線は、2011年9月に世界ジオパークに認定された。

空海(弘法大師)の居住と修行の地

空海が24歳頃の著書『三教指帰』(さんごうしいき)の序文には、空海が土佐の室戸岬で虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)を修行したことが記され、とくに室戸岬の「神明窟」で修行をして、最終的に『口に明星が飛び込んできた』と記されており、このとき空海は悟りを開いたと言われていています。また「御厨人窟」の中で、空海が目にしていたのは空と海だけであったため、「空海」と名乗ったと伝わっています。

見どころ

室戸ジオパーク

海岸線はもちろん山間部から街並みまで室戸市まるごとジオパークとなっている。世界ジオパークに認定されている。「夫婦岩」恋愛成就スポットとして有名。


室戸岬

室戸岬は、1927年に国民投票9300万通によるハガキ投票によって日本八景に選ばれた。


御蔵洞(みくらどう)

空海修行の場所「神明窟(しんめいくつ)」と、住居として使っていたとされる「御厨人窟(みくろど)」、二つの洞窟から構成。空海の名前の由来になったと言われている。


最御崎寺(ほつみさきじ)

四国八十八か所24番札所。室戸では「東寺」と呼ばれており、室戸灯台のそばに位置する。


津照寺(しんしょうじ)

四国八十八か所25番札所。地元では「津寺(つでら)」の愛称で呼ばれており、室津港のすぐ上にあります。


金剛頂寺(こんごうちょうじ)

四国八十八か所26番札所。地元では「西寺」の愛称で呼ばれており、崎山台地に位置します。



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