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四国カルスト

秋吉台・九州の平尾台と並ぶ日本三大カルストの一つ。愛媛県から高知県にかけて高原台地が広がっている。長さ25キロ、幅3キロ。西から大野ヶ原、姫鶴平(めづるだいら)、五段高原、天狗高原(てんぐこうげん)まで、なだらかな山肌には、夏は草に覆われた緑のじゅうたん、秋はススキが一面に広がり、一年を通して四季を楽しむことができる。浸食作用で地表に露出した石灰岩が点在している。

大野ヶ原

愛媛県に属する。四国カルスト西部の典型的なカルスト高原で、高知県側の天狗高原と共に標高は1000mから1400mに達する。1000万年程より前からあり、愛媛県下では一番古い地形である。

羅漢穴

小松ヶ池より4Kmほど西の麓に入り口がある石灰洞穴で、古くから四国最大の洞穴として知られておりもともとは浮穴(うけな)と呼ばれていた。通行困難な支洞も合わせると全長は500mを超えるとも言われている。

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